2026年1月22日:Fortify Rights、ETAC、その他17の団体は、英国のキーア・スターマー首相宛の共同書簡を通して、北京訪問にあたり習近平国家主席、その他の政府関係者との協議で人権を最優先するように強く促した。
本書簡は、英国政府が、新しい中国の巨大大使館のロンドンでの建設を承認した後に発表された。首相に対し、香港、チベット、ウイグル地域における中国の弾圧の激化、そして中国全土での宗教・信仰の自由の侵害を指摘するよう促している。
また、良心囚からの臓器収奪に関する信頼のおける報告への対処をスターマー首相に求めた。ウイグル人のジェノサイドや臓器収奪など、中国における大規模で残虐な犯罪を提起するよう促した。これらは2つの独立法廷ーーウイグル法廷(関連サイト)と中国(臓器収奪)法廷 (日本語はこちら)ーーの判決に詳細に明記されている。
以下、書簡からの抜粋。
中国(臓器収奪)法廷のジェフリー・ナイス卿が議長を務めた「中国(臓器収奪法廷)」は、この行為が現在も継続しており、広範かつ組織的に行われていると結論づけ、法輪功学習者およびウイグル人に対する人道に対する罪に該当すると認定しました。これらの重大な人権侵害は、国連特別報告官によっても指摘されています。同法廷はさらに、法輪功学習者が強制失踪、拷問、その他の非人道的行為の対象となっている証拠も認定しました。
これらを踏まえて、中国における良心囚からの臓器収奪問題の提起を求めます。特に、2020年以降拘束され、2021年に懲役4年の判決を受け、黒竜江女子刑務所に収監されている王美紅氏の事案を取り上げるよう強く促します。王氏の娘エイミー・ミンフイ・ユー氏はロンドン在住で、母の救出活動を続けています。
「“通常通り”の訪問にしてはいけません」と、Fortify Rights上級理事のベネディクト・ロジャー氏は語る。「ロンドンに新たな中国の巨大大使館を承認した英国政府の決定は、とりわけ中国がもたらすスパイ活動および越境弾圧の脅威、そして英国が自国の安全保障と価値観を守る意思があるのかという点において、深刻な懸念を呼び起こしています。スターマー首相は訪中の際、中国の人権状況および国際法と国際秩序に対する脅威について、英国および国際社会が深く懸念していることを、明確かつ断固たる形で伝えるべきです。この訪問を、世界で最も悪質な人権侵害国の一つとの関係を正常化するためのものにしてはいけません。(無実の)囚人の釈放、中国国内外における大規模な残虐犯罪を終わらせることに焦点を当てるべきです。」








