中国共産党政権下では中共の最高レベルが「国家の敵」と区分される特定グループを決定します。「国家の敵」のメンバーには法的擁護はなく、中共政権による強制的な手段も一切、法的に追及されることはありません。
ドイツ・マインツ大学医療センター李会革教授の
「国家の敵」に関する「中国(臓器収奪)民衆法廷」での証言(1分20秒)
中国共産党政権では、定期的に「国家の敵」を定め、特定グループの破壊を行なってきました。「中国(臓器収奪)民衆法廷」1は、証言・証拠に基づき、法輪功学習者とウイグル人を犠牲者として挙げています。(参照:「法輪功学習者」「ウイグル人」)
2021年6月、9人の国連人権特別報告者が中国政府に宛てた書簡では、「臓器収奪は、法輪功学習者、ウイグル人、チベット人、イスラム教徒、キリスト教徒など様々な場所で拘束されている多くの民族・宗教・言語上の少数派を対象としている」2と犠牲者を明示しています。
臓器収奪問題の調査者は、犯罪者としての死刑囚とは区別して、言語、宗教、文化的な違いから拘束されている無実の人々を「良心の囚人」と呼んでいますが、中共政権は「良心の囚人」の存在を一切認めていません。
- 裁定の要旨2019年6月
- ETACプレスリリース 2021年9月23日「臓器収奪に関する国連書簡、中国側が回答も 専門家“不十分”で“誤解”を招く」