2021年11月26日、『赤い帝国・中国共産党による臓器収奪の真実』が刊行された。
著者の小川正樹氏は、「今回の執筆を通じて、改めて臓器狩りの問題の根の深さと、啓蒙の意義を痛感した」と語る。
衝撃的な事実から我々は説き起こさないとならない。本文でも触れるが、1999年7月以来、7000万人とも目される法輪功学習者が弾圧され、一部の学習者は収容所に送られた。拷問や虐待の末に殺害された、夥しい数の法輪功学習者の臓器が、中国での臓器売買に附された蓋然性は高いと見ていい。なぜなら、近年の中国に於ける、臓器移植の増加と見事に符合するからである。(本文より)