赤い帝国・中国共産党による臓器収奪の真実
衝撃的な事実から我々は説き起こさないとならない。本文でも触れるが、1999年7月以来、7000万人とも目される、法輪功学習者が弾圧され、一部の学習者は収容所に送られた。拷問や虐待の末に殺害された、夥しい数の法輪功学習者の臓器が、中国での臓器売買に附された蓋然性は高いと見ていい。なぜなら、近年の中国に於ける、臓器移植の増加と見事に符合するからである。
「中国臓器収奪リサーチセンター」(COHRC) による調査報告書では、臓器移植のオンデマンドが可能になった背景には、夥しい数の「良心の囚人」の虐殺があったと述べられている。中国国際移植ネットワーク支援センターの記事によると、「我々の部門では、肝臓 摘出において、温阻血時間を短縮し、臓器の拒絶率を下げ、移植臓器の機能回復を円滑にするため に、腹部臓器の迅速な併合切開技術を採用している」 との記述が見られる。「併合切開手術」の意味するもの、それは、生きたまま臓器を取り出し、オンデマンドで、臓器移植を行っているという事実である。一体、ドナーは何処から来るのだろうか?脳死では不可能な移植も、中国の病院では、生体源をドナーとすることで、実施可能である。
残虐の大地
私が生まれ育った中国は、なぜここまで恐ろしい国になったのか
李 真実 著
《もはや中国は堕ちるところまで堕ちた!》●数万人の「法輪功学習者」の臓器を生きたまま摘出●「厳打」による百万人以上の逮捕と二万人以上の処刑●金を払わなければ強制的に堕胎させる「一人っ子政策」●内モンゴルの草原を砂漠に変えた徹底的な環境破壊・「泥棒を乗せて走っている」が大げさではない列車・毎日15時間労働、月当150円、休めば拷問…「馬三家労働教養所」での迫害・日本へ輸出される「割り箸」で患部を掻く感染症の作業者・1962年から公然と行われてきた「身体の再利用」「革命化処理」・世界の臓器移植の85%を占める中国では、いまや人間が「輸出品」・「築七年の家」半分以上、砂漠に埋もれている・人の思想を「政治審査」で「赤」「黒」「白」と色分けする・偽政治、偽裁判、偽食品、偽結婚…「偽物」なら何でも揃う国・中共は「無産階級」ではなく、世界有数の「資産階級」
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中国の移植犯罪:国家による臓器狩り(自由社 2013年)
(原書:State Organs)
デービッド・マタス、トルステン・トレイ 編集
中国の臓器移植件数は米国に次ぐ。他国と異なり、中国での移植用臓器は事実上、囚人からのものだ。その多くは「良心の受刑者」だ。
受刑者を臓器のために殺害することは、最も基本的な医療倫理にもとることだ。『国家による臓器狩り』では、この乱用における中国国家の関与を考察する。四大陸からの多様な知識人が、この人権侵害に立ち向かう方法に関しての見解や洞察を寄稿する。読者に情報を提供し、中国での臓器移植の乱用を停止するために影響を及ぼすことを願って編纂されている。
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中国臓器狩り
中国での法輪功修煉者に対する臓器収奪(アスペクト社 2013年)
(原書:Bloody Harvest)
デービッド・マタス 、 デービッド・キルガー 共著
法輪功とは中国の古代から伝わる修煉法を起源とし、1992年に中国で広められた気功・精神修養法である。中国共産党は、法輪功が急速に幅広く受け入れられるようになったことに警戒し、共産党の絶対的なイデオロギーを脅かす恐れがあるとして、1999年に禁止命令を下す。法輪功の修煉者は何十万人と逮捕され、信念を放棄するように要求される。放棄しなければ拷問を受ける。それでも放棄しなければ行方不明となる。2006年に、行方不明者は臓器のために殺害され、そのほとんどが国外からの移植ツーリズムのために巨大な金額で売られているという疑惑が浮上した。臓器のために囚人が殺害されている事実は一般に受け入れられている。
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