(写真:2016年10月28日、ベルリンでの臓器狩りフォーラム。撮影:ジェイソン・ワン/大紀元)
中国での臓器収奪を停止する6つの方法(要約)
中国での臓器移植乱用への具体的な対応を提案したドイツでのフォーラム
記事作成:ウェン・ジン、マシュー・ロバートソン
The Epoch Times 2016年11月2日
ベルリンのホテル・アルブレヒツホーフで行われた法輪功迫害追跡調査国際組織(WOIPFG)主催の一般向けフォーラムで、ドイツの立法家、国際的な調査者により、中国での臓器収奪を停止する6つの対応が提案された
1. 公に譴責する
米下院議会や欧州議会が行ったように、決議案を通して臓器収奪を譴責し、圧力をかける。
2. 中国人外科医の養成を停止する
中国の医師がどの機関で養成されたかを調査し、養成を阻止する法規を通過させる必要がある。議員が圧力を掛けるべき。
3. 臓器のための殺害に関与する医師の入国を拒否する
米国では入国審査の申告書に人の臓器の強制的な調達に関与していないことを宣言するための枠が設けられている。臓器収奪に関与していることが判明した場合、自認しなかったとしても、米国政府は本人を国外追放することができる。他国もこれに倣えると思う。
4. 欧米の製薬会社に圧力をかける
欧米の製薬会社の多くが薬剤供給だけでなく非倫理的な治験も行ってきた。中国に臓器移植に必要な薬剤を提供し、中国での臓器移植を支援する製薬会社に対して意義を申し立てるべきである。
5. 「移植ツーリズム」を防止する法案を通過させる
イスラエル、スペイン、台湾では保険が利かないようにし、移植ツーリズムを犯罪化する法案を通過させた。ドイツもこのような法律を通過させるべき。
6. 臓器収奪への認識を高める
一般の人々、政界、メディアがその現実と規模を十分に把握するように努めることが提案された。中国共産党が行ってきたことへの嫌悪感を広げることは、臓器収奪を停止させる動きを進めていく助けになる。