2018年12月8日 ジェフリー卿の「冒頭の挨拶」

 

中国での良心の囚人からの強制臓器収奪に関する民衆法廷

 

(2019年6月17日発表のプレスリリースより)

国際民衆法廷が中国の隠れた移植犯罪を譴責

ハイライト

  • 中国民衆法廷の裁定発表
  • 国際民衆法廷、前世紀の大量殺害の犯罪をはるかに超えた邪悪を暴露
  • 以下を含む「人道に反する罪」が犯されたことが、全く疑いの余地なく証明された

    ー殺害

    ー撲滅

    ー基本的な国際法の違反

  • 無実の人々が殺害(主に法輪功学習者とウイグル人イスラム教徒)
  • 騙された一般の人々
  • 殺人が関わる中国の移植産業を停止するために緊急な行動を求める。
  • 「各国政府と国際機関が中国に対して義務を果たす」ことを要求
  • 医師、医療機関、航空会社、旅行会社、金融機関、法律事務所、製薬会社、保険会社、教育機関、個人のツーリストなどは、ここで露呈された犯罪の規模において、犯罪国家と関わっていることを認識すべき。

 

[2019年6月17日 ロンドン]

ジェフリー・ナイス卿が議長を務めた中国民衆法廷が最終裁定を本日発表。中国での強制臓器収奪(摘出)に対する世界からの譴責に続くもの。

中国民衆法廷は、独立した国際民衆法廷で、判事団は米国、英国、マレーシア、イランにわたり、国際人権法、移植医療、国際関係、中国史、ビジネスの分野での専門家から構成される。過去12ヶ月に及び、どこにも所属しない団体として、強制臓器収奪に従事した可能性のある中国の国家あるいは国家支援機関あるいは個人が、国際犯罪を犯したかを決定するために取り組んできた。入手可能な証拠全てに目を通し、50名以上の証言者、専門家、調査者、分析者が証言をした公聴会を、2018年12月と2019年4月に行った。

本法廷の裁定と報告は、「良心の囚人」から強制的に臓器が収奪されてきたかという20年に及ぶ議論に、揺るぎない光を当てた。

中国民衆法廷の最終裁定の要旨(邦訳)はこちらへ

本法廷の議長、ジェフリー・ナイス卿は裁定の一部として「強制臓器収奪は、死者数を比較しても、前世紀の大量殺害の犯罪をはるかに超えた邪悪である」と発表。

平和の時代の大量殺人

150万人以上の人々が中国全域で収監されている。その多くは、強制的臓器を摘出するために殺害されている。中国の移植産業では、オンデマンドで臓器が配送される。この産業は中国経済の年間10億ドル相当と推定されている。(脚注3)

2001年に良心の囚人からの強制臓器摘出に関する最初の報告が明るみに出た。しかし、最近の証言から、この行為はそれより前に行われていたことが示唆される。2000年以降、中国での臓器移植件数が激増した。移植臓器入手までの待ち時間は異常に短い。中国のウェブサイトでは、心臓、肺、肝臓を事前予約で販売すると宣伝していた。犠牲者がオンデマンドで(需要に応じて)殺害されることを示す。中国では臓器移植手術が多大な件数で行われているという報告がある。この臓器移植活動の性質と規模から、これらの手術の臓器供給源が、中国が主張するような合法的ドナーか死刑囚のものだけではありえないとする世界的な譴責に至った。

カナダの元国務大臣、デービッド・キルガー氏は、2019年4月の民衆法廷の公聴会で次のように証言している。「このおぞましいヒトの臓器売買の証拠は山ほどあります…中国全域で、実際には増加しています」

血にまみれた臓器狩り

中国が絶えず疑惑を退けているにも拘らず、独立した本法廷は、事実証言者、専門家、調査者から、良心の囚人である法輪功学習者が移植のための臓器摘出の目的で殺害され続けている事情を聴取した。臓器摘出の手術は、犠牲者の存命中に行われ、摘出過程で無実の人間が殺害される。

証言者の一人であるエンヴァー・トフティ医師は、移植産業成長の初期段階で、臓器摘出を行うように命じられた中国での体験を語った。「メスで切り込みを入れようとした時、血が出たことを覚えています。心臓がまだ鼓動していたことを示します…彼は私の切り込みに抵抗しようとしましたが、その力はありませんでした」

公正な裁判なく数年にわたり収監され、過酷な生活環境に置かれ、拷問を受け、死に怯えるだけでなく、生存者は、血液検査、レントゲン撮影、超音波検査などの身体検査を受けた証拠を提出した。これらの検査は、犠牲者の臓器が健康で移植に適していることを確認するため以外に説明はつかないと専門家は報告した。一例を挙げると、健康な肝臓は16万ドルで売られる。(脚注4)この臓器売買には、生存者を残さないという冷酷な性格を備える。

開発国での「あえて見ぬふり」

多大な量の証拠にも拘わらず、国際社会は今日まで、全般的に、中国での強制的な臓器摘出を目視してきた。世界の多くの医療機関、大学は、移植医療、研究、養成において、積極的に中国と協力していると考えられている。

今すぐ行動を!

中国での臓器移植濫用停止(ETAC)国際ネットワークは、このおぞましく非合法である無実の犠牲者からの強制臓器摘出と、臓器摘出があおる非道な臓器売買を停止するために役割を果たすよう、国際社会に向けて行動を求めている。

ETACの常務取締役・共同創設者のスージー・ヒューズは、次のようにコメントしている。

「中国で臓器狩りが行われているかどうかはもはや問題ではありません。この対話は過去のものです。これらの人々の命を救うために緊急な対応が求められています。」

「このためには下記の行動が必要です:

  • 中国に「人道に反する犯罪」の説明を求める
  • 中国との共同につながるすべての移植手術を即座に停止する。

  (大学、病院、移植関連機関すべての指針とする)

  • 中国への移植ツーリズムへの自国民の参加を防ぐ

  (移植ツーリズムを明確に禁止する法律を導入する)

「自国の多くの病院や大学が、この忌まわしい犯罪に、おそらく意識せずに協力していることを考えるだけで恐ろしくなります」

 

編集メモ:

  • 中国民衆法廷とは?

中国民衆法廷は合計5日にわたる2回の公聴会での50名の証言者、およびかなりの量の文書・映像による証拠を一年間にわたり検討し結論を下した。本法廷は、強制臓器収奪に従事した可能性のある中国の国家あるいは国家支援機関あるいは個人が、(あるとしたら)どの国際犯罪にあたるのかを決定するために設立された。本法廷ではジェフリー・ナイス卿が議長となり、国際法、医療、ビジネス、国際関係、中国史の分野にわたる判事団を支えた。判事団の詳細に関してはこちらへ

本法廷の法律顧問を務めたハミッド・サビ氏は、ロンドンを拠点とする弁護士で、人権、仲裁、訴訟を国際的に扱う。1980年代のイラン・イスラム共和国による政治犯の大虐殺を調査する独立民衆裁判で、顧問と報告担当官を務めた。

2018年12月と2019年4月の公聴会の編集映像は下記へ。事実証言と専門家の分析の主要部分を収録。

12https://youtu.be/asEqgSiMJag 

4https://youtu.be/ROhBz50H9M

(メディアへ:公聴会の高品質映像あり)

  • 「中国での臓器移植濫用停止ETAC国際ネットワーク」について

ETACは、中国での臓器移植濫用を停止させようと献身する法律家、研究者、倫理学者、医療関係者、調査者、人権擁護者が手を携えるプラットホーム。ETACは2017年、独立した非営利機関として確立し、この問題で主要な国際機関となる。中国の移植医療の国際犯罪の可能性を示す屈指の機関からの増加する多くの報告を受けてETACは形成された。

中国民衆法廷の発端はETACにあるが、本法廷からは離れた立場を維持。ETACとマネージメントに関してはこちらへ

  • 最終裁定(2019年6月17日)

ジェフリー・ナイス卿と判事団が2019年6月17日午前にロンドンのコノート・ルームで最終裁定を発表。裁定の要旨はこちらへ

  • 強制臓器収奪

臓器摘出のために人々が殺害される臓器売買の一つの形態。中国で移植を受けるレシピエントには、中国国籍者に加え、臓器を受けるために中国へ渡航する移植ツーリストが相当数、含まれる。移植ツーリストはかなりの金額(例:肝臓は16万ドル=約1600万円の可能性)を支払うが、待ち時間が極めて短縮される。米国、欧州、アジアのレシピエントは、移植臓器源が、強制労働所に拘束され、臓器が適合したら注文に応じて摘出される無実の「ドナー」であることを認識していないと一般に考えられている。

  • 良心の囚人の迫害

「良心の囚人」という言葉は、該当する当局が寛容しない社会的、政治的、宗教的な見解を持つために、収監される無実の人々を意味する。この場合は(宗教の自由を主張する)中華人民共和国にあたる。中国では拘束されている良心の囚人は、常時150万人と推定されている。拘束者には中国家庭教会のキリスト教徒、チベット人か含まれるが、現在に至るまで、主に法輪功学習者とウイグル人が最も影響を受けている。

法輪功は中国の伝統的な穏やかな「佛家功」の精神修養。1999年までの期間、中国の高官は中国の法輪功人口を約7000万と推定され、法輪功の高まる人気を警戒した中国国家の高官らが、1999年に法輪功を撲滅するための全国規模の弾圧を開始する。この目的で法輪功学習者を完全に根絶するために中国国家により、司法管轄外の治安局「610弁公室」が設置される。610弁公室に関する情報はこちらへ(英語)。中国の巨大な拘束施設網でおそらく100万人以上の法輪功学習者が常時拘束されてきたと学者らは推定する。2006年に良心の囚人からの強制臓器摘出に関する系統的な報告書(複数)が発表され、中国の臓器移植セクターの全国規模での激増を支えるおぞましい臓器源を指摘している。

現在の新疆での大量な数のウイグル人の拘束は、強制臓器収奪の新たな犠牲者要員を生み出しているように見受けられる。本法廷の証言者は、新疆の拘束施設での過酷な拘束状況を報告した。同時に、血液検査、臓器のスキャン、検査を受けた囚人の失踪というよく見受けられるパターンも明示された。カシュガル空港ではヒトの臓器輸出のための優先通路が設けられており(脚注5)、殺害されたウイグル人の良心の囚人から摘出された臓器数の多さを明示するものである。

  • 中国の臓器移植産業

中国の臓器産業は年間10億ドル市場と推定される。

中国の臓器移植産業は、病院、医療スタッフ、その他のインフラへの大規模な投資を基盤に発展してきた。

2000年、佛家功の法輪功迫害の始まりと時期を同じくして、中国の臓器移植産業の活動が激増した。生死に関わる臓器が、わずか数日で入手できるようになった。緊急の際は4時間以内に肝臓が入手可能という報告も出始めた。国営病院と数百の独立したウェブサイト上で、異様に短い待ち時間での心臓、肝臓、腎臓、角膜の移植手術、臓器の大量販売の広告が出始めた。移植手術の待ち時間は数時間から数日であり、世界のどの国でも、国立の移植制度が成し遂げられない時間枠だった。この時期から、中国の移植用臓器の供給は、合法的な自主的ドナーの手続きを踏むだけでは不可能という疑惑を以て世界的な譴責が始まる。

  • 中国の公式対応

広域に渡る譴責に応え、中国政府は、臓器源を説明するための一貫性のない変化する話術を世界に向けて発信してきた。2001年、「ヒトの臓器の主要源は中国市民の自主的ドナーである」と中国は公式声明を出した。しかし、わずか4年後に、ほとんどの臓器源は合意した死刑囚からのものであると公式声明を一転させた。中国で最も脆弱な囚人から強制的に臓器が摘出されているという報告が広がり、非合法的で野蛮な国家支援の臓器産業に対する多大な譴責にもかかわらず、公式声明は撤回されなかった。少なくとも年間6万件の臓器移植が2000年から行われてきたと推定される。数千人の中国で最も脆弱で温厚な市民が、殴られ、拷問され、急成長する移植産業の供給源として殺害された。現在、中国は2015年1月1日以来、臓器源は自主的ドナーのみと主張している。しかし、中国政府の幹部は、自主的ドナーではない臓器源を継続して使っていることを認めている。中国の主張を実証するはずの病院のデータ、移植手術の登録者数、公式統計値の公表を中国は拒んできた。中国の莫大な移植業界の臓器源が、合法的な自主的ドナー制度だけに支えられていることに、世界の学術界、医学界でより強く疑問を抱くようになってきている。移植業界の規模は、物理的に過少報告されていることは確実である。移植関連の問題で、中国と協力する医療機関、大学、仲介者は、共犯者となる危険性があるため、自分たちの行いを緊急に見直すことが要される。

  • 国際的な対応

中国での強制臓器収奪に関する最初の報告書(複数)が公開されて以来、すでに数多くの国が確固たる立場を表明している。臓器収奪を譴責する決議案を議会が通過させることから、自国の基準や保護状況より劣る可能性のある司法管轄国へ自国民が渡航移植を求めることを禁じる法律の制定に至るまで、様々である。しかし、米国も英国も、この点に関して法律の制定に着手していない。米国は下院議会が、強制臓器収奪の停止を求める決議案を通過させており(詳細は下記へ)、また、この問題は英国政府により手短な討議として提起されてきた。これとは対照的に、イタリア、スペイン、イスラエル、台湾、ノルウェイは自国民が移植ツーリズムに参加することを禁じる法規を導入している。イスラエルの臓器移植法では、保険会社が国外での移植費用を弁済することを禁じている。カナダは現在、公式な法律批准の段階にある。上記に関する法規は、こちらに掲載されている。

欧州議会は2013年に決議案を通過(邦訳はこちらへ)。「系統的に国家の認証のもとで、合意なく良心の囚人から臓器《収奪》が中華人民共和国で行われているという継続的で信頼性のおける報告に深い懸念」を表明している。「良心の囚人には、宗教上の信念から収監されているかなりの数の法輪功学習者、そのほかの宗教の信徒、少数民族のグループが含まれる」

米国下院議会、数多くの州議会で、強制臓器「収奪」と「移植ツーリズム」を停止することを要求する決議案を通過(邦訳はこちらへ)。2016年6月13日、米下院議会は、決議案343を通過。「中華人民共和国における国家が認める強制臓器収奪を譴責」し、「17年にわたる 法輪功、およびそのほかの宗教の信徒、少数民族のグループへの迫害を即刻停止することを要求」している。

同様の決議案を通過させた米国の州議会は、ミズーリ、アリゾナ、ペンシルバニア、イリノイ。     

2015年3月、(英国を含む)欧州14カ国が、ヒトの臓器売買を禁止する欧州評議会条約を批准。「生体もしくは死体ドナーから、意図的に、ヒトの臓器を摘出することを、自国の法律で犯罪とする法律その他の措置を各参与国は取る」(第4項―ヒトの臓器の違法摘出)。

これは2016年7月の宣言書28号で強化されている。「系統的で国家の認める良心の囚人からの合意のない臓器収奪に関する継続的で信頼のおける報告」を受け「中華人民共和国で今も続く臓器収奪への独立調査を要求」している。

 

  • 証言者が特定した収容所/病院の所在地

上記の地図は、中国の病院の地点を示す。収容所に近在。本法廷の証言者が特定したもの。

 

 

上記の地図は中国の収容所の地点。移植病院に近在。これより多くの数の存在が推定されている。

 

追加情報:

本法廷が検討した報告書や調査を含む資料一覧はこちらへ。

 

このプレスリリースに関しては、下記までご連絡ください。

Harriet Shearer/Gordon Cole-Schmidt

The Communication Group plc

020 7630 1411

chinatribunal@thecommunicationgroup.co.uk

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Map identifying the location of detention centres in China. The detention centres are located in close proximity to the transplant hospitals. It is estimated that many more exist.

上記の地図は中国の拘束所の地点。拘束所は移植病院の近くに位置する。これより多くの数が存在すると推定される。

A list detailing the names of the hospitals and detention centres identified by witnesses of the China Tribunal are available on request.

本法廷の証言者が認定した病院名と拘束所の名称の詳細リストは、要請に応じて提供。

  • Additional Information:

Further reading material reviewed by the Tribunal including reports and investigations can be viewed here: https://chinatribunal.com/reading-material/

        

追加情報:

本法廷が検討した報告書や調査を含む資料一覧はこちらへ。https://chinatribunal.com/reading-material/

For further information, please contact:

さらに詳細が必要でしたらこちらにご連絡ください。

Harriet Shearer/Gordon Cole-Schmidt

The Communication Group plc

020 7630 1411

chinatribunal@thecommunicationgroup.co.uk

[1]Independent Tribunal Into Forced Organ Harvesting from Prisoners of Conscience in China www.chinatribunal.com

[2]‘Harvesting’ is a euphemism for ‘extraction’

[3] “Human Harvest: China’s Organ Trafficking” documentary, Leon Lee, 2014

[4]Bloody Harvest: Revised Report into Allegations of Organ Harvesting of Falun Gong Practitioners in China”, David Matas and Hon. David Kilgour, 31 January 2007, organharvestinvestigation.net

[5]See http://eng.the-liberty.com/2018/7286/

 

17 June, 2019

International Tribunal condemns China’s hidden transplant crimes

国際民衆法廷が中国の隠れた移植犯罪を譴責

 

Highlights

ハイライト

  • China Tribunal judgment delivered

short summary of Final Judgment attached

  • 中国民衆法廷の裁定発表

(最終裁定の要旨を添付)

 

  • International Tribunal exposes ‘wicked’ mass crimes and killings unmatched over the last century
  • 国際民衆法廷、前世紀の大量殺害の犯罪にすら匹敵しない邪悪を暴露

 

  • Crimes against humanity unanimously judged to be proven beyond reasonable doubt, including:
  • murder
  • extermination
  • violation of fundamental rules of international law
  • 以下を含む「人道に反する罪」が犯されたことが、全く疑いの余地なく証明された
  • 殺害
  • 撲滅
  • 基本的な国際方の違反

 

  • Innocent people murdered

(primarily Falun Gong practitioners and Uyghur Muslims)

  • 無実の人々が殺害(主に法輪功学習者とウイグル人イスラム教徒)

 

 

  • General public deceived
  • 騙された一般の人々

 

  • Urgent ‘call to action’ to stop China’s murderous transplant industry
  • 殺人の関わる中国の移植産業を停止するために緊急な行動を求める。

 

 

  • Demand that ‘Governments and international bodies must do their duty’ against China
  • 「各国政府と国際機関が中国に対して義務を果たす」ことを要求

 

 

  • Action also required from doctors and medical institutions, airlines, travel companies, financial services, law firms, pharmaceutical and insurance companies, educational institutions and individual tourists… ‘and they should now recognize that they are, to the extent revealed, interacting with a criminal state’
  • 医師、医療機関、航空会社、旅行会社、金融機関、法律事務所、製薬会社、保険会社、教育機関、個人のツーリストなどは、ここで露呈された犯罪に規模に関して、犯罪国家と関わっていることを認識すべき。

 

 

[London, 17 June 2019]: The China Tribunal[1], chaired by Sir Geoffrey Nice QC has today reported its Final Judgment following worldwide accusations of forced organ harvesting[2] in China.

[2019年6月17日 ロンドン]

ジェフリー・ナイス卿が議長を務めた中国民衆法廷(脚注1)が最終裁定を本日発表。中国での強制臓器収奪(脚注2)に対する世界からの譴責に続くものである。

 

The China Tribunal is an independent, international people’s tribunal with members from the US, UK, Malaysia and Iran bringing expertise in international human rights law, transplant surgery, international relations, Chinese history and business. Over the past 12 months this non-partisan body has been working to determine what criminal offences, if any, have been committed by relevant state or state-approved bodies, organisations or individuals in China who may have been involved in forced organ harvesting. The Tribunal has reviewed all available evidence and held hearings in December 2018 and April 2019 where over 50 fact witnesses, experts, investigators and analysts testified.

中国民衆法廷は、独立した国際民衆法廷で、判事団は米国、英国、マレーシア、イランにわたり、国際人権法、移植医療、国際関係、中国史、ビジネスの分野での専門家から構成される。過去12ヶ月に及び、どこにも所属しない団体として、強制臓器収奪に従事した可能性のある中国の国家あるいは国家支援機関あるいは個人が、国際犯罪を犯したかを決定するために取り組んできた。入手可能な証拠全てに目を通し、50名以上の証言者、専門家、調査者、分析者が証言をした公聴会を、2018年12月と2019年4月に行った。

 

The Tribunal’s judgment and report has thrown a glaring light on a 20 year long controversy as to whether forced organ harvesting from ‘prisoners of conscience’ has been taking place.

本法廷の裁定と報告は、「良心の囚人」から強制的に臓器が収奪されてきたかという20年に及ぶ議論に、揺るぎない光を当てるものである。

 

A summary of the China Tribunal Final Judgment is attached.

中国民衆法廷の最終裁定の要旨を添付

 

Sir Geoffrey Nice QC, Tribunal Chairman, quoting from the Judgment said, “Forced organ harvesting is of unmatched wickedness – on a death for death basis – with the killings by mass crimes committed in the last century.”

 

本法廷の議長、ジェフリー・ナイス卿は「強制臓器収奪は、死者数を比較しても、前世紀の大量殺害の犯罪にすら匹敵しない邪悪なものである」と裁定の一部とし発表した。

 

Mass murder in peacetime

平和の時代の大量殺人

 

Over 1.5 million people are detained in prison camps throughout China.  Many of those detained are murdered for their forcibly extracted organs.  These are delivered on demand to the Chinese transplant trade, which is estimated to boost the Chinese economy by $1 billion per annum.[3]

150万人以上の人々が中国全域で収監されている。その多くは、強制的臓器を摘出するために殺害されている。中国の移植産業では、オンデマンドで臓器が配送される。この産業により中国経済は、年間10億ドル上のせされていると推定されている。(脚注3)

 

In 2001, the first reports of forced organ extraction from prisoners of conscience came to light. However, recent witness testimonies suggest the practice began even earlier. From 2000, there was an explosion of organ transplant activity in China, with unusually short waiting times. Chinese websites advertised hearts, lungs and kidneys for sale for advance bookings, indicating that victims were killed on demand. There were reports of large volumes of transplant operations taking place in China. The nature and scale of this transplant activity led to global accusations that the organ supply for these operations could not possibly have been sourced solely from a legal donation process or death row prisoners, as China had claimed.

2001年に良心の囚人からの強制臓器摘出に関する最初の報告が明るみに出た。しかし、最近の証言から、この行為はそれより前に行われていたことが示唆される。2000年以降、中国での臓器移植件数が激増した。移植臓器入手までの待ち時間は異常に短い。中国のウェブサイトでは、心臓、肺、肝臓を事前予約で販売すると宣伝していた。犠牲者がオンデマンドで(需要に応じて)殺害されることを示す。中国では臓器移植手術が多大な件数で行われているという報告がある。この臓器移植活動の性質と規模から、これらの手術の臓器供給源が、中国が主張するような合法的ドナーか死刑囚のものだけではありえないとする世界的な譴責に至った。

 

According to Hon David Kilgour, former Canadian Secretary of State, who testified at the Tribunal’s April 2019 hearings, “The evidence is overwhelming that this terrible trafficking in human organs is going on…. And is increasing in fact, across China.

カナダの元国務大臣、デービッド・キルガー氏は、2019年4月の民衆法廷の公聴会で次のように証言している。「このおぞましいヒトの臓器売買の証拠は山ほどあります…中国全域で、実際には増加しています」

The Bloody Harvest

血にまみれた臓器狩り

 

Despite China consistently dismissing the allegations, the independent Tribunal has heard from fact witnesses, experts and investigators that prisoners of conscience, Falun Gong practitioners, have continued to be killed to order for the purposes of extracting and transplanting their organs.  Organ extraction operations have been performed while the victims are still alive, killing the innocent person in the process.

 

中国が絶えず疑惑を退けているにも拘らず、独立した本法廷は、事実証言者、専門家、調査者から、良心の囚人である法輪功学習者が移植のための臓器摘出の目的で殺害され続けている事情を聴取した。臓器摘出の手術は、犠牲者の存命中に行われ、摘出過程で無実の人間が殺害される。

 

One witness, Dr. Enver Tohti, recounted his experience in China as a surgeon who had been required to perform organ extractions at a time when the industry was just beginning to grow, “What I recall is with my scalpel, I tried to cut into his skin, there was blood to be seen.  That indicates that the heart was still beating… At the same time, he was trying to resist my insertion, but he was too weak.

証言者の一人であるエンヴァー・トフティ医師は、移植産業成長の初期段階で、臓器摘出を行うように命じられた中国での体験を語った。「メスで切り込みを入れようとした時、血が出たことを覚えています。心臓がまだ鼓動していたことを示します…彼は私の切り込みに抵抗しようとしましたが、その力はありませんでした」

In addition to years of imprisonment without fair trial, brutal living conditions, torture and the threat of death, survivors gave evidence about being subjected to physical examinations including blood tests, x-rays and ultrasounds. Experts report that the only reasonable explanation for these examinations was to ensure that victims’ organs were healthy and fit for transplantation. A healthy liver, for example can reportedly be sold for $160,000[4]. The deadly nature of this organ trade leaves no survivors.

公正な裁判なく数年にわたり収監され、過酷な生活環境に置かれ、拷問を受け、死に怯えるだけでなく、生存者は、血液検査、レントゲン撮影、超音波検査などの身体検査を受けた証拠を提出した。これらの検査は、犠牲者の臓器が健康で移植に適していることを確認するためという説明以外はつけられないと専門家は報告した。一例を挙げると、健康な肝臓は16万ドルで売られる。(脚注4)この臓器売買には、生存者を残さないという冷酷な性格を備える。

 

Willful blindness in the developed world

Despite the huge volume of evidence, the international community to date has largely turned a blind eye to forced organ extraction in China. Many medical institutions and universities worldwide are thought to be actively collaborating with China in transplant medicine, research and training.

開発国での「見て見ぬふり」

多大な量の証拠にも拘わらず、国際社会は今日まで、全般的に、中国での強制的な臓器摘出を目視してきた。世界の多くの医療機関、大学は、移植医療、研究、養成において、積極的に中国と協力していると考えられている。

 

An Urgent Call to Action

ETAC (The International Coalition to End Transplant Abuse in China) has issued a Call to Action’ to the international community to play its part in helping bring to an end the horrific illegal practice of forced organ extraction from innocent victims and the immoral organ trade that it fuels.

今すぐ行動を!

中国での臓器移植濫用停止(ETAC)国際ネットワークは、このおぞましく非合法である無実の犠牲者からの強制臓器摘出と、臓器摘出があおる非道な臓器売買を停止するために役割を果たすよう、国際社会に向けて行動を求めている。

 

Susie Hughes, Executive Director and Co-Founder of ETAC, commented, “It is no longer a question of whether organ harvesting in China is happening, that dialogue is well and truly over. We need an urgent response to save these people’s lives.”

ETACの常務取締役・共同創設者のスージー・ヒューズは、次のようにコメントしている。

「中国で臓器狩りが行われているかどうかはもはや問題ではありません。この対話は過去のものです。これらの人々の命を救うために緊急な対応が求められています。」

 

To that end, we must:

  • Hold China to account for its Crimes against Humanity
  • Immediately stop all transplant related collaboration with China

      (At a policy level in all universities, hospitals and transplant related organisations)

 

  • Prevent our own citizens from participating in transplant tourism to China

       (And introduce legislation that specifically prohibits transplant tourism)

 

“It is horrendous to think that many of our hospitals and universities are, perhaps unknowingly, complicit in these hideous crimes.”

「このためには下記の行動が必要です:

  • 中国に「人道に反する犯罪」の説明を求める
  • 中国との共同につながるすべての移植手術を即座に停止する。

(大学、病院、移植関連機関すべての指針とする)

  • 中国への移植ツーリズムへの自国民の参加を防ぐ

(移植ツーリズムを明確に禁止する法律を導入する)

「自国の多くの病院や大学が、この忌まわしい犯罪に、おそらく意識せずに協力していることを考えるだけで恐ろしくなります」

 

Notes to Editors:

編集メモ:

 

  • The China Tribunal

The China Tribunal has concluded the consideration of oral evidence from fifty witnesses, large volumes of written and video evidence over a period of a year including two hearings over a total of five days. The Tribunal was established to determine what criminal offences, if any, had been committed by state or state-approved bodies, organisations or individuals in China that may have engaged in forced organ removal. The Tribunal was chaired by Sir Geoffrey Nice QC who was assisted by six other panel members with backgrounds in international law, medicine, business, international relations and Chinese history. Further information about the panel members can be viewed here: https://chinatribunal.com/who-we-are/. The Counsel to the Tribunal was Hamid Sabi, a London-based lawyer with an international practice in human rights, arbitration and litigation. Mr Sabi has previously acted as Counsel and Rapporteur to the Iran Tribunal, an independent people’s tribunal that investigated mass killings of political prisoners by the Islamic Republic of Iran in the 1980s.

  • 中国民衆法廷とは?

中国民衆法廷は合計5日にわたる2回の公聴会での50名の証言者、およびかなりの量の文書・映像による証拠を一年間にわたり検討し結論を下した。本法廷は、強制臓器収奪に従事した可能性のある中国の国家あるいは国家支援機関あるいは個人が、(あるとしたら)どの国際犯罪にあたるのかを決定するために設立された。本法廷ではジェフリー・ナイス卿が議長となり、国際法、医療、ビジネス、国際関係、中国史の分野にわたる判事団を支えた。判事団の詳細に関してはこちらのサイトへ。http://jp.endtransplantabuse.org/中国-民衆法廷メンバー/

本法廷の法律顧問を務めたハミッド・サビ氏は、ロンドンを拠点とする弁護士で、人権、仲裁、訴訟を国際的に扱う。1980年代のイラン・イスラム共和国による政治犯の大虐殺を調査する独立民衆裁判で、顧問と報告担当官を務めた。

 

 

Please find a link to download the edited versions of both the December 2018 and April 2019 hearings below. The videos contain key footage of evidence, witness testimonies and expert analysis.

December: https://youtu.be/asEqgSiMJag 

April: https://youtu.be/ROhBz50H9M

 

2018年12月と2019年4月の公聴会の編集映像は下記へ。事実証言と専門家の分析の主要部分を収める。

12https://youtu.be/asEqgSiMJag 

4https://youtu.be/ROhBz50H9M

 

 

NOTE: High resolution footage of the hearings is available.

注意:公聴会の高品質映像あり (お申し付けください)

 

  • The International Coalition to End Transplant Abuse in China (ETAC)

ETAC is a coalition of lawyers, academics, ethicists, medical professionals, researchers and human rights advocates dedicated to ending forced organ harvesting in China. ETAC was established as an independent, non-profit organization in 2017 and has become a leading international organisation on the issue. ETAC’s formation followed a build-up of many reports from eminent bodies which indicated that China’s transplant practices potentially amounted to international criminal offences.

  • 「中国での臓器移植濫用停止ETAC国際ネットワーク」について

ETACは、中国での臓器移植濫用を停止させようと献身する法律家、研究者、倫理学者、医療関係者、調査者、人権擁護者が手を携えるプラットホーム。ETACは2017年、独立した非営利機関として確立し、この問題で主要な国際機関となる。中国の移植医療の国際犯罪の可能性を示す屈指の機関からの増加する多くの報告を受けてETACは形成された。

 

ETAC initiated, but remains independent of the China Tribunal. Further information on ETAC and its spokespeople can be found here: https://endtransplantabuse.org/

 

中国民衆法廷の発端はETACだが、本法廷からは離れた立場を維持。ETACおよび代弁者にかんしては、こちらへ。http://jp.endtransplantabuse.org/

 

 

  • The Final Judgement (17 June 2019)

The Final Judgement of the China Tribunal was delivered by Sir Geoffrey Nice and the China Tribunal panel in London’s Connaught Rooms on the morning of 17 June 2019. A summary of the judgement is attached.

  • 最終裁定(2019年6月17日)

ジェフリー・ナイス卿と判事団が2019年6月17日午前にロンドンのコノート・ルームで最終裁定を発表。裁定の要旨を添付します。

 

  • Forced Organ Harvesting

Forced organ harvesting is a form of organ trafficking in which people are killed specifically for extraction of their organs. The transplant recipients in China include Chinese nationals as well as substantial numbers of international transplant tourists who travel to China in order to receive an organ at a substantial cost (for example a liver transplant can cost $160,000) but with a greatly reduced waiting time. Recipients from the US, Europe and Asia are generally thought not to be aware that the source of their transplant has been via the murder of an innocent ‘donor’ held in concentration camps, whose organs are matched and removed to order.

  • 強制臓器収奪

臓器摘出のために人々が殺害される臓器売買の一つの形態。中国で移植を受けるレシピエントには、中国国籍者に加え、臓器を受けるために中国へ渡航する移植ツーリストが相当数、含まれる。移植ツーリストはかなりの金額(例:肝臓は16万ドル=約1600万円の可能性)を支払うが、待ち時間が多大に短縮される。米国、欧州、アジアのレシピエントは、移植臓器源が、強制労働所に拘束され、臓器が適合したら注文に応じて摘出される無実の「ドナー」であることうぃ一般に認識していたいと考えられる。

 

  • Persecution of Prisoners of Conscience

The term ‘prisoners of conscience’ refers to innocent people who have been imprisoned for holding social, political or religious views that are not tolerated by relevant authorities, in this case the People’s Republic of China, despite its protestations of religious freedom. An established state of persecution has now been created in China with an estimated 1.5 million prisoners of conscience in detention at any one time. Detainees include House Church Christians and Tibetans but primarily it is Falun Gong practitioners and Uyghur Muslims who have been the most affected to date.

  • 良心の囚人の迫害

「良心の囚人」という言葉は、該当する当局が寛容しない社会的、政治的、宗教的な見解を持つために、収監される無実の人々を意味する。この場合は(宗教の自由を主張する)中華人民共和国にあたる。中国では拘束されている良心の囚人は、常時150万人と推定されている。拘束者には中国家庭教会のキリスト教徒、チベット人か含まれるが、現在に至るまで、主に法輪功学習者とウイグル人が最も影響を受けている。

 

Falun Gong is a traditional Chinese spiritual discipline of the peaceful ‘Buddha School’. By 1999, officials estimated that the Falun Gong population in China numbered approximately 70 million. Falun Gong’s growing popularity alarmed Chinese state officials, generating a 1999 nationwide crackdown to eradicate the practice. This saw the creation of the 610 Office, an extrajudicial security agency established by the Chinese state to completely eradicate Falun Gong practitioners. Find further information about the 610 Office here: https://freedomhouse.org/article/610-office-policing-chinese-spirit-0. Scholars estimate that perhaps over a million Falun Gong practitioners have been in custody at any given time in the country’s vast network of detention camps. In 2006, systematic reports of forced organ extraction from prisoners of conscience came to light, providing a grisly explanation for the source of organs underpinning the dramatic nationwide expansion of China’s organ transplantation sector.

法輪功は中国の伝統的な平穏な「佛家功」の精神修養。1999年までの期間、中国の高官は中国の法輪功人口を約7000万と推定。法輪功の高まる人気を警戒した中国国家の高官らが、1999年に法輪功を撲滅するための全国規模の弾圧を開始する。この目的で法輪功学習者を完全に根絶するために中国国家により、司法管轄外の治安局「610弁公室」が設置される。610弁公室に関する情報はこちらへhttps://freedomhouse.org/article/610-office-policing-chinese-spirit-0。中国の巨大な拘束施設網でおそらく100万人以上の法輪功学習者が常時拘束されてきたと学者らは推定する。2006年に良心の囚人からの強制臓器摘出に関する系統的な報告書(複数)が発表され、中国の臓器移植セクターの全国規模で激増を支えるおぞましい臓器源を指摘している。

 

The current mass incarceration of Uyghurs in Xinjiang appears to be providing a new pool of victims for forced organ harvesting. Witnesses to the Tribunal reported brutal detention conditions in Xinjiang detention camps, along with the familiar pattern of blood tests, organ scans and disappearance of prisoners who had been tested. Meanwhile Kashgar airport has a priority lane for human organ exportation[5], a grisly sign of the volume of organs taken from murdered Uyghur prisoners of conscience.

現在の新疆での大量な数のウイグル人の拘束は、強制臓器収奪の新たな犠牲者要員を生み出しているように見受けられる。本法廷の証言者は、新疆の拘束施設での過酷な拘束状況を報告した。同時に、血液検査、臓器のスキャン、検査を受けた囚人の失踪というよく見受けられるパターンも明示された。カシュガル空港ではヒトの臓器輸出のための優先通路が設けられており(脚注5)、殺害されたウイグル人の良心の囚人から摘出された臓器数の多さをおぞましく示している。

 

  • China’s Organ Transplant Industry

 

  • 中国の臓器移植産業

China’s organ trade is estimated to have a market value of $1 billion per annum.

      中国の臓器産業は年間10億ドル市場と推定される。

 

China’s organ transplant industry has been developed on a very large scale with significant investment into hospitals, medical personnel and other infrastructure.

中国の臓器移植産業は、病院、医療スタッフ、その他のインフラへの大規模な投資を基盤に発展してきた。

 

In 2000, coinciding with the beginning of the persecution of Buddha School Falun Gong, China’s organ transplantation industry exploded in activity. Vital organs became readily available within a matter of days, while reports of ‘emergency’ livers being sourced within 4 hours began to emerge. State-run hospitals and hundreds of independent websites began advertising incredibly short wait times for transplant operations involving hearts, livers, kidneys and corneas, and the mass market sale of organs. The waiting time for transplants ranged from a matter of hours to a number of days – a timeframe which no other national transplantation system in the world has ever been able to achieve. From this time, global accusations began to emerge alleging that China’s organ supply for transplant operations could not possibly have been sourced purely from a legal, voluntary donation process.

 

2000年、佛家功の法輪功迫害の始まりと時期を同じくして、中国の臓器移植産業の活動が激増した。生死に関わる臓器が、わずか数日で入手できるようになった。緊急の際は4時間以内に肝臓が入手可能という報告も出始めた。国営病院と数百の独立したウェブサイト上で、異様に短い待ち時間での心臓、肝臓、腎臓、角膜の移植手術、臓器の大量販売の広告が出始めた。移植手術の待ち時間は数時間から数日であり、世界のどの国でも、国立の移植制度が成し遂げられない時間枠だった。この時期から、中国の移植用臓器の供給は、合法的な自主的ドナーの手続きを踏むだけでは不可能という疑惑を以て世界的な譴責が始まる。

  • China’s Official Response

In response to widespread accusations, the Chinese Government has presented a changing and inconsistent narrative to explain the source of organs to the world. In 2001, an official statement from a Chinese official claimed that the “major source of human organs comes from voluntary donations from Chinese citizens.” However, only four years later, the official statement shifted to claim that the majority of organs were sourced from death row prisoners who had given their consent. As reports of forced organ extraction from China’s most vulnerable prisoners continued to spread, the official statement did not waiver despite mass accusations of a barbaric illegal state-sponsored organ trade. It is estimated that at least, 60,000 transplant operations took place annually during this period in China (from 2000). Thousands of China’s most vulnerable and peaceful citizens were beaten, tortured and murdered before having their organs removed to supply the booming transplant trade. China now claims that since 01 January 2015, the source of organs in China is solely volunteer donors. Despite this, senior officials have admitted to the ongoing use of organs from non-volunteers, while China has resisted publishing any hospital data, transplant registries or official statistics which would allow their claims to be verified. There are growing doubts in the academic and medical world that China’s vast transplant trade is sourced solely from a legal volunteer donation programme. The scale of that trade is certainly being materially underreported by the authorities in China. Medical institutions, universities and intermediaries that collaborate with China on transplant-related issues risk complicity, making it urgent for review of these practices.

 

  • 中国の公式対応

広域に渡る譴責に応え、中国政府は、臓器源を説明するための一貫性のない変化する話術を世界に向けて発信してきた。2001年、「ヒトの臓器の主要源は中国市民の自主的ドナーである」と中国は公式声明を出した。しかし、わずか4年後に、ほとんどの臓器源は合意した死刑囚からのものであると公式声明を一転させた。中国で最も脆弱な囚人から強制的に臓器が摘出されているという報告が広がり、非合法的で野蛮な国家支援の臓器産業に対する多大な譴責にもかかわらず、公式声明は撤回されなかった。少なくとも年間6万件の臓器移植が2000年から行われてきたと推定される。数千人の中国で最も脆弱で温厚な市民が、殴られ、拷問され、急成長する移植産業の供給源として殺害された。現在、中国は2015年1月1日以来、臓器源は自主的ドナーのみと主張している。しかし、中国政府の幹部は、自主的ドナーではない臓器源を継続して使っていることを認めている。中国の主張を実証するはずの病院のデータ、移植手術の登録者数、公式統計値の公表を中国は拒んできた。中国の莫大な移植業界の臓器源が、合法的な自主的ドナー制度だけに支えられていることに、世界の学術界、医療界でより強く疑問を抱くようになってきている。移植業界の規模は、物理的に過少報告されていることは確実である。移植関連の問題で、中国と協力する医療機関、大学、仲介者は、共犯者となる危険性があるため、自分たちの行いを緊急に見直すことが要される。

 

  • International Response

Since the publication of the initial reports concerning forced organ harvesting in China, a number of countries have already taken a firm position.  These range from legislatures passing resolutions condemning the practice, to enacting legislation to ban their citizens from travelling abroad to seek organ transplants in jurisdictions with potentially weaker standards and safeguards than in their home countries.  As yet, however, neither the US nor the UK, have taken any legislative action in this regard, although the US House of Representatives has passed a resolution demanding the end of forced organ harvesting (further information below) and the issue has been raised in brief discussion by the UK Government. In contrast, Italy, Spain, Israel, Taiwan and Norway have successfully introduced laws banning their citizens from participating in ‘organ tourism’.  Israel’s Organ Transplant Act prohibits insurance companies from reimbursing the cost of transplants carried out in other countries.  Canada is in the process of formally ratifying its own legislation. Further details regarding the above legislation can be viewed here:  https://endtransplantabuse.org/legislation/.

 

  • 国際的な対応

中国での強制臓器収奪に関する最初の報告書(複数)が公開されて以来、すでに数多くの国が確固たる立場を表明している。臓器収奪を譴責する決議案を議会が通過させることから、自国の基準や保護状況より劣る可能性のある司法管轄国へ自国民が渡航移植を求めることを禁じる法律の制定に至るまで、様々である。しかし、米国も英国も、この点に関して法律の制定に着手していない。米国は下院議会が、強制臓器収奪の停止を求める決議案を通過させており(詳細は下記へ)、また、この問題は英国政府により手短な討議として提起されてきた。これとは対照的に、イタリア、スペイン、イスラエル、台湾、ノルウェイは自国民が移植ツーリズムに参加することを禁じる法規を導入している。イスラエルの臓器移植法では、保険会社が国外での移植費用を弁済することを禁じている。カナダは現在、公式な法律批准の段階にある。上記に関する法規は、こちらに掲載されている。

http://jp.endorganpillaging.org/legislation/

 

 

The European Parliament has passed a resolution in 2013 expressing, “deep concern over persistent and credible reports of systematic, state-sanctioned organ ‘harvesting’ from non-consenting prisoners of conscience in the People’s Republic of China, including from large numbers of Falun Gong practitioners imprisoned for their religious beliefs, and members of other religious and ethnic minority groups.” See here: http://www.europarl.europa.eu/sides/getDoc.do?pubRef=-//EP//TEXT+TA+P7-TA-2013-0603+0+DOC+XML+V0//EN.

     

欧州議会は2013年に決議案を通過。「系統的で国家が認証のもとで、合意なく良心の囚人から臓器「収奪」が中華人民共和国で行われているという継続的で信頼性のおける報告に深い懸念」を表明している。「良心の囚人には、宗教上の信念から収監されているかなりの数の法輪功学習者、そのほかの宗教の信徒、少数民族のグループが含まれる」

http://www.europarl.europa.eu/sides/getDoc.do?pubRef=-//EP//TEXT+TA+P7-TA-2013-0603+0+DOC+XML+V0//EN.

 

The US House of Representatives and a number of state legislatures have also passed resolutions demanding the end of forced organ ‘harvesting’ and ‘organ tourism’.  The US House of Representatives, passed Resolution 343 on 13 June 2016, which “condemns the practice of state-sanctioned forced organ ‘harvesting’ in the people’s republic of China” and “demands an end to the 17 year persecution of the Falun Gong spiritual practitioners imprisoned for their religious beliefs, and members of other religious and ethnic minority groups.” See here:   https://www.congress.gov/bill/114th-congress/house-resolution/343/text. Individual US state legislatures that have passed similar resolutions include Missouri, Arizona, Pennsylvania and Illinois.

 

米国下院議会、数多くの州議会で、強制臓器「収奪」と「移植ツーリズム」を停止することを要求する決議案が通過。2016年6月13日、米下院議会は、決議案343を通過。「中華人民共和国における国家が認める強制臓器収奪を譴責」し、「17年にわたる 法輪功、およびそのほかの宗教の信徒、少数民族のグループへの迫害を即刻停止することを要求」している。

https://www.congress.gov/bill/114th-congress/house-resolution/343/text.

同様の決議案を通過させた米国の州議会は、ミズーリ、アリゾナ、ペンシルバニア、イリノイ。

 

On March 2015, 14 countries in Europe (including the UK) signed the Council of Europe Convention Against Trafficking in Human Organs, which states, “Each party shall take the necessary legislative and other measures to establish as a criminal offence under its domestic law, when committed intentionally, the removal of human organs from living or deceased donors.” (Article 4 – illicit removal of human organs). See here: https://www.coe.int/en/web/conventions/full-list/-/conventions/treaty/216.

This was reinforced with Written Declaration28 in July 2016, which demanded an, “independent investigation into ongoing organ ‘harvesting’ in the People’s Republic of China,” following “persistent credible reports on systemic, state-sanctioned organ harvesting from non-consenting prisoners of conscience.”

https://www.europarl.europa.eu/sides/getDoc.do?type=PV&reference=20160912&secondRef=AN-02&language=EN         

 

2015年3月、(英国を含む)欧州14カ国が、ヒトの臓器売買を禁止する欧州評議会条約」を批准。「生体もしくは死体ドナーから、意図的に、ヒトの臓器を摘出することを、自国の法律で犯罪とする法律その他の措置を各参与国は取る」

(第4項―ヒトの臓器の違法摘出)。https://www.coe.int/en/web/conventions/full-list/-/conventions/treaty/216.

これは2016年7月の宣言書28号で強化されている。「系統的で国家の認める良心の囚人からの合意のない臓器収奪に関する継続的で信頼のおける報告」を受け「中華人民共和国で今も続く臓器収奪への独立調査を要求」している。

https://www.europarl.europa.eu/sides/getDoc.do?type=PV&reference=20160912&secondRef=AN-02&language=EN     

 

 

 

 

  • Location of detention centres/hospitals identified by witnesses
  • 証言者が認定した拘束所/病院の所在地

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Map identifying the location of hospitals in China, which are each situated in close proximity to the detention centres. Those identified have been specified by witnesses at The China Tribunal.

上記の地図は、中国の病院の地点を示す。拘束所の場所の近くにある。これらの場所は本法廷の証言者が特定したもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Map identifying the location of detention centres in China. The detention centres are located in close proximity to the transplant hospitals. It is estimated that many more exist.

上記の地図は中国の拘束所の地点。拘束所は移植病院の近くに位置する。これより多くの数が存在すると推定される。

A list detailing the names of the hospitals and detention centres identified by witnesses of the China Tribunal are available on request.

本法廷の証言者が認定した病院名と拘束所の名称の詳細リストは、要請に応じて提供。

  • Additional Information:

Further reading material reviewed by the Tribunal including reports and investigations can be viewed here: https://chinatribunal.com/reading-material/

        

追加情報:

本法廷が検討した報告書や調査を含む資料一覧はこちらへ。https://chinatribunal.com/reading-material/

For further information, please contact:

さらに詳細が必要でしたらこちらにご連絡ください。

Harriet Shearer/Gordon Cole-Schmidt

The Communication Group plc

020 7630 1411

chinatribunal@thecommunicationgroup.co.uk

[1]Independent Tribunal Into Forced Organ Harvesting from Prisoners of Conscience in China www.chinatribunal.com

[2]‘Harvesting’ is a euphemism for ‘extraction’

[3] “Human Harvest: China’s Organ Trafficking” documentary, Leon Lee, 2014

[4]Bloody Harvest: Revised Report into Allegations of Organ Harvesting of Falun Gong Practitioners in China”, David Matas and Hon. David Kilgour, 31 January 2007, organharvestinvestigation.net

[5]See http://eng.the-liberty.com/2018/7286/